2019-01-01から1年間の記事一覧

「モヒート」と「レクサス」から考える高度資本主義社会 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

春樹作品で取り上げられたクラシックの作品が、AMAZONの在庫やCDショップの店頭から消失し、急遽再発されるなど、春樹初のブームが繰り返している。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。この長編小説で気になった2つの要素が、「モヒート」と「レ…

”ショッピングモーライゼーション”年表

ショッピングモール年表1900〜 ショッピングモール年表1940〜 ショッピングモール年表1970〜 ショッピングモール年表1990〜

21世紀版”レッツゲットフィジカル”。サブスクリプション時代の所有と自由

2015年、世界の音楽産業においてデジタルの売り上げがフィジカルのそれを上回ったという。こんな言い回しで意味は伝わるだろうか? CDの売り上げをネット配信が追い越した。それ自体は、驚くべきことでもない。むしろ音楽CDを”フィジカル”と呼ぶのだというこ…